子供のアートスタジオ:勾玉作り
2011年 07月 03日
参加したのは、小学校3年生から6年生のかわいい男女8名とその家族。子供達は決して大きな歓声を上げたりしなかったけれど、子供達のにぎやかな雰囲気が東博を飾り、一層東博が立派に見える。
3時間のワークショップの内容は①スライドで古代の人々の生活についてお勉強→②展示されている埴輪や勾玉を見て(ここが東博のツヨミ)、実際の勾玉をスケッチ→③勾玉作り(石けずり、水研ぎ、ひも付け)、発表、とたいへん忙しくて、実際の石を削りみがく作業は1時間以下。どの子もとても熱心に集中して作業していた。
配られた材料と道具は、滑石(かっせき)という柔らかい石(7㎝×4㎝、厚み2㎝程度)と紙ヤスリ、金属ヤスリ。小学校では金属ヤスリは使わせないに違いない。初めて扱う道具に子供達は興奮。手を切ってしまった子もいたが、どの子も無言で集中して作業に没頭する。小さなお子様にとって力もいる作業だったに違いないが、みんな素敵な勾玉を作って素敵な時間を過ごして帰って行った。
私も勾玉作りに挑戦。意外にも石は簡単に削れ、作業が進む。思っていたよりも数倍楽しい!ワークショップ中は安全指導に廻ったので作業は進まず、家に帰ってから1時間ほど水研ぎを続けた。それがこちらの作品。重いと首にぶら下げないのでだいぶ薄く仕上げた。輝かせるために透明マニキュアを塗ろうと思ったが、布で数度磨いただけでも十分美しい。よし、完璧! ♪~( ̄。 ̄)
久しぶりの図工、あー楽しかったーーっ!!