法然と親鸞
2011年 10月 27日
平安時代の世に流行した末法思想を表す仏教美術品として教科書で学んだ「阿弥陀二十五菩薩来迎図」、「山越阿弥陀」の実物を見る事ができ、感動。平安の人々は、臨終の際この仏様に五色の糸をつけ、自分の指と結んだのだ。
会場の入り口には、左に赤、右に青のカーペット。真ん中を貫く派白い線。これは「二河白道図」を体現したものらしい。赤い炎は世にはびこる憎しみを、青い水は貧欲を、西国浄土にのびる真ん中の一本の白い道は阿弥陀への揺るがない信仰心を表すのだそうだ。
この展覧会、私のような外行(素人)でも非常に楽しめたが、周りは専門家風の人ばかり。どこかしこでプチ解説会を行っていた。
秋の上野公園にぴったりの展示内容。是非ご覧あれ!