たった1回のガイドのために猛勉強。
2012年 08月 28日
まだボランティアガイド実施日まで日にちがあるけれど、今日でその勉強も終わり。印刷資料もそろえたし、ガイドの立ち位置もおおよそ決めたし、勉強の終着点に達した感じ。後は練習をするだけだ。
「あんなに勉強したのに、たった1回のガイドで終わっちゃうのがもったいない!」と友人が言っていた。その通りだけど、「これだけ夢中になって勉強した!」ということに私はかなり満足。作品に対してかなりの愛着が生まれた。相手について知る事は、相手を愛することと繋がっているのだ。
調べればしらべるほどに感じたのは、人々や仏師の仏に対する愛と情熱。それを理解できる一点において、私と彼らは繋がっている。
東博(東京国立博物館)で2012年9月23日(日)午前11時からの「ボランティアによる彫刻ガイド」で仏像のガイド担当をする。その1週間前の16日(日)5時から友人相手に作品の前でガイド練習をする。だから機会は2回。日本を代表する博物館で、お客さん相手に作品について話をするなんて名誉な話。私が絵画や彫刻などの作品と対話するように、お客さんたちが作品と対話するきっかけになればいい。
次の彫刻ガイド担当は、ボランティアしている期間にもう1度あるかないか。「ナカマの仏像に対する愛を聞いてやるか〜」と思う方は9月16日か23日に東博におこしあれ♪
写真、東博1階20室にの触知図(しょくちず)においてあるコミュンケーションボード。誰が描いたのか、最近かわいい埴輪や上手な見返り美人が描いてある。親しみやすくていいかんじ!