絵画教室の受講生と博物館に行った。4歳児〜12歳児と保護者と一緒にいくつかの作品を見て回った。4歳児には展示台が高すぎて何も見えない。抱っこする。「やっぱり子供には難しかったかな」と、来た事を多少後悔する。
それでも小6の教科書に風神雷神図屏風がのっているそうで、小6は「風神雷神を見に来たのだけど、すごいよかった〜!」と感動を語ってくれ、仏教系の幼稚園に通う姉妹はガンダーラ仏像や日本の仏像をみて「うわ〜きれい〜!」と感嘆し、4歳児はハート形の顔の土器をみてけたけた笑い、一同は埴輪をみて喜んだ。よみやすい平仮名が描かれた屏風を見ては「いろはにほへと」と読み上げて喜んでいた。アイスクリームをみんなで食べ元気になり、ミュージアムショップでは埴輪の絵はがきや勾玉を買って一同は帰宅した。
風神雷神、埴輪、ひらがな、アイスクリーム、君たちに感謝だ!ありがとう〜!それにしてもアイスクリームってすごい。疲れて寝ていた4歳児がアイスクリーム食べたらスキップしていたもの(笑)。そして同行してくれた保護者の皆さんにも感謝!
帰宅して母と話したのだけど、私が小学生の時、兵馬俑展やモアイ展、エジプト展を私が見に行きたがり、毎週美術館や博物館にいった。何処かに行く度に、帰りの電車の中で他の展覧会の広告を見て、次に行きたい展覧会が決まるのだった。よくも毎週毎週母は連れて行ってくれたものだと思うけど、作品を見た時の感動を今でも覚えている。
「なんでこんな物を作ったのだろう??」という好奇心でいつでもわくわくした。
説明なんてなくても、子供でも面白いと思う造形(絵画ではなく立体物だ)はたくさんある、と改めて思ったのだった。