Pavarotti
2013年 06月 01日
2007年に肝臓がんで71歳で亡くなっている。それまで彼が築いたキャリアはものすごい。2006年トリノオリンピックの閉幕式で歌われた”誰も寝てはならぬ”がすごすぎる!
Pavarotti Last Performance "Nessun Dorma" @ Torino 2006
冬の寒い時期、肝臓がんで体力をなくしていたパバロッティ。このパフォーマンスは1週間程前に録音しており、このパフォーマンスは口パク。その分、表情などがすばらしく、胸を締め付けられる。彼自身が、おそらく人生最後のこの大舞台に立てることに感動している。口パクだけど、その分この間感動することに徹していたに違いない。
この歌はパバロッティの得意とする歌で、彼が歌うことで有名になったそうだけど、人生の最後の大舞台に歌うのにぴったりのすばらしい内容!
(前略)
夜明けとともに私はあなたの唇に告げよう
私の口づけが沈黙の終わりとなり、私はあなたを得る。
夜よ、去れ
夜明けとともに私は勝つ 私は勝つ 私は勝つ
やっぱり歌はいい。生きる勇気を与えてくれる神からの賜りものの気がするのだった。