先日、東博に行ったら纏足用の靴が展示されていた。説明には「成人女性でも10cmくらいで...」この靴は10㎝も無かったから子供用なのだろう。それにしてもちっちゃっ!!
どこのバカどもが「歩けない、家から出られない女性は慎ましくてかわいい」なんて思ったのか。
マヤ族の頭のトウモロコシ型変形(彼らの神様はトウモロコシの神様だから、トウモロコシの頭をしていることが美して神様に近い存在として尊敬された。生まれたての赤ちゃんの頭を板で挟み、成長とともに変形)、イタリアのカストラート(男性がいつまでも女性のように高い声が出るように精巣を切除)、中国の纏足に宦官(後宮の女性達の世話をする男性達が精巣やペニスを切除)。比べる訳ではないけれど、中国の人体改造が一番陰湿で人間としての道を外れている気がする。
メキシコでは、神に使える王は「人々の為に多大な犠牲を払って神に祈る」必要があった。メキシコの王族はサボテンの針で自分の肌をつっついてその血を神に捧げたり、舌に穴をあけ、縄を通し、その縄についた血を神に捧げる必要があった。では一般の庶民はというと、戦士の心臓を神に捧げたりした。これだけ書くとまるでメキシコの方が残酷なのだけど、メキシコのは根暗な感じがしないんだよなあ。さっぱりしているというか。
秋はメキシコに行きたくてたまらない。今頃サボテンの実がメキシコでは食べられるんだろうな。食べたいなあ。メキシコを思うと、私ですら何かを捧げたいと思うのであった!