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「ラグーザ&清原お玉」の美術学校

東博のボランティアをしている時、ラグーザの作品をガイドのために勉強したのはここ最近のこと。明治のお雇い外国人ラグーザは日本で本格的西洋彫刻を教え、清原玉と結婚し、シチリアに戻っては美術学校を建て、妻の玉もそこで教えていた。

今度イタリアに行くのは、このラグーザの作品をシチリア州立美術館で見たいと思ったのと、清原玉らが過ごしたパレルモの町を見たい、と思ったのがきっかけだった。最近「なんでも鑑定団」で清原玉(エレオノール・ラグーザ)の作品が出たらしく、友人らが「ラグーザ達が作った美術学校はまだパレルモにあるよ。学生達が学んでいたよ」と言っていたので、調べてみた。そしたらあった!!
「ラグーザ&清原お玉」の美術学校_c0192202_1125021.png
その名も「ヴィンチェンツオ・ラグーザと清原玉のパレルモ美術学園」!!
Liceo Artistico Statale di Palermo Vincenzo Ragusa e Otama Kiyohara

地図で見ると、小さな場所のようだ。パレルモに行った際に、是非中の様子も見たいなあ!中を見せてもらうには、やっぱり予約しないとだめかな?

「そういえば清原玉」の墓はどこにあるのか?と思ったら、遺骨の半分は元麻布だった。偶然、彼女の墓地(元麻布3-5-16・長玄寺、愛育病院からほど近く)の近くでラグーザやお玉の話の話をしてたんだな〜ご縁を感じる!清原玉の骨は半分が長玄寺に、残り半分はパレルモのロットリ墓地に夫の隣に埋葬されたらしい。この夫婦の墓参りに是非行けたらいいな!(^_^)

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by office-maki | 2014-04-15 11:05 | イタリア美術旅行2015 | Comments(0)

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