国立新美術館「ルノアール展」を見てきた
2016年 07月 16日
そして私は最晩年の横たわる裸婦像が良かった。ルノアール自身も「これだったらルーベンスも満足するに違いない」と自信を持った作品。これほど、時代の好む女性から離れ、かつ描き込んだ作品には描くことへの情熱が感じられた。ガリガリのルノアールが描く、太めで、眉太くて金髪にブリーチした、タレ目で口角あげた笑顔の女性たち。ルノアールは彼女たちを描いているとき幸せだったんだろうな、と思いました。
2016年 07月 16日
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