東京都美術館「ゴッホ 巡りゆく日本の夢」展(1月8日(月・祝)まで)がよかった。副題の通り、日本に影響された作品の展覧会なのだけれど、今回「浮世絵とかゴッホが見た日本」とか、正直どーでもいい。純粋にゴッホの作品が素晴らしかった!展示が最高だった!!
「ゴッホの展覧会がよかった」と言うと、うちの教室でも「ゴッホは何度も見てるから(今回は行かなくていいかな)‥」と言う返事が必ず帰ってくる。正直、私も「ゴッホか〜5〜6回は展覧会見てるし、オランダでもゴッホはたくさん見てるしな〜見なくてもいいけど見てもいいかな」と全く期待しないでってみた。でもめちゃくちゃよかった!!ゴッホは暗い作品もたくさん描いているのだけれど、今回は明るい作品ばかりが並んでいる。明るい初夏の日差しと春風のように心爽やかになる作品ばかりだ。
そして壁の色がかなり強めの黄色、青、赤、紫なのだけれど、作品が絶妙にマッチしていた。企画者のゴッホ愛を強く感じる最高の展示だった。前述しているようにゴッホの絵は何度もいろんなところでみているけれど、今回ほど絵が輝いていたことはなかった!!
最っ高の展示だった!
ビデオをみて、私もゴッホとテオ(ゴッホを支えた弟。兄がなくなってすぐテオもなくなっている)の墓参りをしたいと思った。フランスに行きたいと最近なんとなく思っていたのだけれど、セザンヌやゴッホなどの巨匠のお墓参りの旅は面白そうだなあ!
上野は、上野の森美術館「怖い絵の展覧会」が1時間待ち、東博「運慶展」も1時間待ち。平日だというのにすごい賑わいだった。正直、運慶作品はもう何度もみてるし、「怖い絵」もそれぞれ単体でヨーロッパでみているし知識もあるから新しさは無い。ゴッホ展は本当によかったので、皆さんにオススメしたい!