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おんな村なかま

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新婚旅行中のすなをちゃんからメールが来た。
「今沖縄で、名嘉真っていう所、通ったよ!」
地名で名嘉真っていう場所があるの??行ったことがない!

グーグルアースで調べてみたら、ありました。沖縄県国頭群恩納村字名嘉真。沖縄本島の中央部で、那覇からは直線で40キロの場所にある。名嘉真公民館の住所は名嘉真60、名嘉真駐在所は名嘉真178ですって。いきたい~!!恩納村(おんなそん)は沖縄本島を代表するリゾート地で、2000年の沖縄サミットを開いた場所だって。へえ~。
他に似た名前はこんなのがあるんだって。仲井間、仲井真、仲栄真、名嘉地、名嘉座、仲間(浦添市)、仲真、名嘉真(恩納村)、名嘉村、名嘉山、仲山、名嘉。

グーグルウイキペディアいわく
「薩摩侵攻以後、沖縄では家名に漢字を充てるようになり、1624年に「大和めきたる名字の禁止」がされて、日本風の二字姓でなく、三字姓を使用するように強要された。船越は富名腰、徳川は渡久川、徳山は渡久山、前田は真栄田などの例である。これは琉球を通じた清との交易を継続する上で、琉球をあえて”異国風”に留めておきたいという狙いが薩摩側にあったものと思われる。」だって。

沖縄でよくみられる姓名は上位から、比嘉、金城、大城、宮城、新垣、玉城、上原、平良、山城、知念、宮里、仲宗根、照屋、伊波、具志堅、高良、与那嶺)、与那覇、友利(ともり)、川満(かわみつ)、喜屋武(きゃん/きやん)、高江洲(たかえす)、与儀(よぎ)、嘉数(かかず)、知花(ちばな)、翁長(おなが)、糸数(いとかず)、伊礼(いれい)、小橋川(こばしがわ)、東江(あがりえ)、渡慶次(とけし/とけいじ)、我那覇(がなは)、仲村渠(なかんだかり)、渡嘉敷(とかしき)、津波古(つはこ)、屋宜(やぎ)、古謝(こじゃ)、屋比久(やびく)、銘苅(めかる)、真栄城(まえしろ)、瑞慶覧(ずけらん)、我如古(がねこ)、安谷屋(あだにや)、安慶名(あげな)、諸見里(もろみざと)、謝花(じゃはな)、西銘(にしめ)、比屋根(ひやね)、運天(うんてん)、饒平名(よへな)、古波蔵(こばくら)、山入端(やまのは)、真喜志(まきし)、洲鎌(すがま)、伊良波(いらは/いらなみ)、仲座(なかざ)、平安山(へんざん)、漢那(かんな)、渡真利(とまり)、屋嘉比(やかび)、喜舎場(きしゃば)。

「仲間」の方は、浦添市にある地名だけど「仲間由紀恵は浦添市出身ではあるが仲間出身ではない」だって。「名嘉真」も「仲間」もその土地を離れた時に使いだした姓なんだろうなあ。もともと名嘉眞家は武士の家系で、父の叔母さんが亡くなった時も戸籍には士族と書いてあった。そして代々長男には武士の武をつけてきた。曽祖父が武揚で祖父が武勝、父が武寿で兄が武博だ。ネットで探した名嘉真姓の人もしたの名前は律儀に「武」で始まっていた。へえー。

ネットで探すと「名嘉真家の元祖は津堅親雲上武雅、蔡姓旧久米士族小宗、当主名嘉真武松。家紋はウミガメとサメをあしらっており(うちのは五三の桐だけど)、昔先祖が海亀とサメに助けられたとの伝説があり、海亀とサメの肉は食べないという。同門の分家姓には名嘉真、渡久地、垣花の姓があり、子孫男子の名乗頭は武である。」だって。へえー。そうか。いろいろ食べてきたけれど、ウミガメとサメはこれから食べないようにしよー。

今まで将来名嘉真姓でいるつもりなかったから、子供が生まれて仮に男の子でも「武」を使うなんて考えたことなかったけど、もし外国人と結婚したら、もしくは夫なしで子供作ることがあったら名嘉真の姓の子供が生まれる可能性があるのかあ。

それにしても男尊女卑の家系なのにおんな村にあるのが面白い。
ルーツ探しのひと時でした。おわり。
by office-maki | 2009-01-28 20:12 | 日記 | Comments(0)

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