凍結卵子
2010年 02月 19日
その名は片山晃佑医師。
片山先生のすごいところはこれまで不可能と言われてきた卵子の凍結と、その凍結卵子を用いて体内受精に成功していること、またその費用が安くできるよう、研究を重ねていることだ。
テレビでは37歳の女性が、子供を産みたいけどパートナーがいないため卵子を保存し、その後結婚し経済的にも安定した40歳になってから、当時の卵子を用いて出産した例が紹介されていた。しかも「アメリカでは体外受精に通常100~180万円の高額な費用がかかるが、片山晃佑医師は体外受精のほかに、「U-SET」という体内受精の方法を開発し、費用も22万円と非常に安くすむ」だって。素晴らしい!
そもそも38歳以上になると卵子が染色体の異常が起きる可能性がずっと高くなることを初めて知った(43歳くらいまで同じだと思っていた)。
日本でも卵子の凍結できるようになったらいい。調べてみたら、病院側にしても費用と時間がかかるため、今の日本ではよほどのことがないかぎり、未婚者の卵子凍結は行っていないらしい。不道理だ。
私が37歳になるまでのこの3〜4年間できっと凍結卵子は許可され(自分の細胞を冷凍するだけのことが、保険対象外でなぜできないんだろう)、40歳過ぎても少しでも若い時の自分の卵子を使って妊娠できるようになるだろう。そもそも、25歳くらいの時に全ての女性が無料で卵子の凍結をしておくバンクができたら、日本は人口問題で悩むことなんてなくなるのになあ。それに優秀な人材で世の中はあふれていくのではないか。
アメリカまで行っても「卵子の凍結」魅力的。この3年くらいの間に情報を得ておこうと思った。
えひめちゃんの言うとおり、今までのU-setイコール体外受精で、成功率がすっごく低かったんだって。こんも片山医師のすごいところは、「体内受精」なんだって。いわく、凍結し、ほんの少し膜を薄くした卵子を子宮に戻し、精子を加える。で、それらがそのまま膣から流れ出てしまわないようにフタをすることにで受精率を20%以上に上げたらしいよ。
わたしは名嘉真さんと同じ年(?)1976年早生まれの未婚♀です。将来の高齢不妊と障害リスク低減のために、東京都内のクリニックで卵子の凍結保存しています。でも、採卵だけで24万円、1卵子あたり2万円強/1年の保存料がかかってしまうのが痛いです。片山先生のように、日本でももっと安い費用で凍結保存できるようになればよいのですが・・・
それにしてもそんな医療技術にたよらず早く好きな人と結婚してその人との子供を産み育てたいものですね( ^^)Y☆Y(^^ )
未婚女性の場合、都内でふたつの不妊治療専門クリニックが35歳以下の女性に限り未受精卵子の凍結を行っています。(2011年2月の情報)ただし、妊娠を望む場合は顕微鏡による体外受精になること、40歳以内に婚姻関係にある伴侶との妊娠を希望する場合のみ体外受精を行う事、40歳を過ぎた場合、凍結した卵子の廃棄をすることにサインをします。
費用は、卵子の採取手術で18万〜30万円、卵子1つにつき(妊娠率が17~20%と通常の体外受精よりも更に低いため5~6個保存する方が多いようです)年間保管料2万円。
mixiのコミュニティ「未婚女性のための卵子凍結」さんが詳しいです。