波動/ジェイソン・ウィンダーズのハーブティー
2010年 11月 28日
「笑うことは体に良いはずだ」ということでわざわざ来るくらいだから、他に太極拳やヨガ、スピリチュアルなことに興味を持っている人が多いからだ。
昨日セッションの後、ランチを数名で食べている時のこと。初めて会うとても美しい女の子が何やらスパイスらしきものを天ぷらそばに掛けて食べている。「何ですか?それ」と話を聞くと、「ジェイソン・ウィンダーズのハーブティーで、ダイエットや体と心の波動を良くするのにいいんです」という。私もシチューの上に掛けさせてもらった。何の味も匂いもしない。
ジェイソン・ウィンダーズのハーブティー?家に帰って早速調べてみた。「ジェイソン・ウィンダーズのハーブティーには世界三大陸をそれぞれ代表するハーブがミックスされています。キリスト教世界を代表し、聖書の中にも27回もその名前が出てくるレッドクローバー、ブッダが法話の中で体に良いとして語ったハーバリーン、イスラム教世界で多く愛好されているインディアンセージです。ミックス方法はジェイソン・ウィンターズ・ティーだけの「秘法」です。」
「レッドクローバーは免疫不全による水虫や淋病等の皮膚病、ガン、リューマチ等の予防薬・治療薬として使われています。セージは、sageという語源は「救う」と表現されるように、古くから体と精神に良いハーブとして珍重されてきました。最も病気に効くハーブのひとつです。 ハーバリンは古くから強壮剤として用いられました。 ハーバリンは「フーゼング(fu Zheng)」と呼ばれる「中国式共同免疫刺激療法」で広く使用されています。」
「私たちの 生きる源=人としての幸せは、すべて体と心の健康に由来します。私たちの暮らしにとって化学や科学は 「過去=先人の経験を証明し、新たな期待に応用し」、「モノの理論を解明し、必要とされるモノを生み出す」もので、たくさんの幸せを運んでくれました。時にそれらの発見や発明は“理論からでなく、それを求める先人の熱意や偶然から生み出されること”だったのです。」
彼女曰く「人や動物や植物だけでなく、人間が作ったものすべてに波動があるんです。このハーブティーはティーバックを持っているだけで温かい感じがします。実際に波動測定器で測ってみると高い値なんです。」「人間の場合、波動が悪いとどうなるの?」という質問が一緒に食事をしていた笑いヨガ愛好家から出た。「波動が悪いと心身の健康状態に問題がある場合が多いです。」
波動?波動測定器?もちろんネットで調べてみた。
「波動測定器:別名 磁気波動共鳴分析器。生体や物質の状態を微弱電磁理論の応用により、その反応からそれを数値化し、その状態を予測/計測することを目的とした計測器です。原子にはその種類(元素)に応じた固有の波長を持つ波動が存在します。原子が集まって分子となり、分子が物質を構成しているとすれば、あらゆる分子や物質はそれぞれの固有の波長を持つ波動を発していることになります。ハロルド・サクストン・バー博士は「この世に存在する生命あるものは全て,それぞれ固有の電気的な波動の働く場を持つ」と考え、この測定に熱中しました。」
この「波動測定器」、整体所などで使っているところも多いが、「インチキ商品だ」とかなり世間から批判された時期もあったようだ。
ジェイソン・ウィンダーズ・ティーを調べるために、インドのサイトでブッダが愛したというハーバリンの写真を探したが見当たらなかった。でも確かに強壮剤としてサプリ状で販売されている。『「フーゼング(fu Zheng)」と呼ばれる「中国式共同免疫刺激療法」』?中国語サイトを調べたけどない。中国には自生しない「漢方」だとしたら利用者は少ないに違いない。
波動はオーラや‘気‘と違うのかな?きっと同じことを言い変えているんだろう。私も波動や共鳴、響き、オーラ、気、シンクロニシティを信じている。実感している。このお茶の効用を否定するつもりは全くなくて、体と心に良いなら積極的に私も飲みたいと思う。お金を出せるか出せないかは問題だけど。それにしても「3つの宗教が大事にしているものを混ぜる」という思想は三位一体のキリスト教的発想だなあと思った。
写真は大学1年の時の作品「波動」100号。今思い出したけど、この絵を描いていた10年以上前に時にこの絵の写真を載せハーブについてブログに綴っている様子をデジャブ体験したことがある。驚くなあ。まったくイメージできた通りの映像だ。