行動
2011年 01月 11日
友が病気になったらお見舞いに行く、お金を包む。家族を亡くした友がいればお墓参りに行く、線香かお金を送る。友人のイベントには遅れずに行く、行けないならすぐ花を贈る。知らないことがあればすぐ調べる。やりたいことがあるのなら、すぐにリサーチする、プランを練る、行動する。
やはりきっかけは兄の闘病生活だった。自分以上に友人を大切にした兄。長い苦しい入院生活中お見舞いに来てくれた人はどれほどいただろう?友へ喜びを与えてくれた人はどれほどいただろう?この世を去ってからお墓参りに来てくれた人がどれほどいただろう?逆に思わぬ方面から励ましや喜びを頂いたこともあった。人生は有限だ。やりたいことを実現できるチャンスも有限だ。だからすぐ具体的な行動をする。そういうことを3年の間に学んだ。
そういうこともあって、兄がいなくなってからのこの5年間は協力隊に参加したり、健康のために笑いヨガに通ったり、自分の生れてきた意義を果たすために制作活動と向き合っている。だけど、いくら才能があっても絵を描きたくても、経済的な理由や家族の介護などで描けない人もいる。
童画会のHさんからお手紙を頂いた。Hさんは繊細な絵を描く方だ。
「私は日々介護に追われ、夢中で過ごしています。いつまでこんなことが続くのか?と思いながらも、少しの時間でも大好きな絵を描くことができる今を大事に毎日を送っています。」
この世には、老人や病人の世話や介護に追われて日々忙しさに追いかけられる生活を送っている人がたくさんいる。家族の問題から逃げることはできない。それらの人々は心の優しい、有能な人達だ。
笑いヨガで知り合った方々も、老人施設の訪問や介護を手伝っていると聞いた。自分のできること、他人に的確な愛と喜びを与える方法を知っているからこその行動だ。心から敬服します。
世界はこんなにも美しい。私たちはこんなにも美しい世界に生かされている。
だからこそ自分に対して、他者に対してできることを実行しようと思うのであった。でもこの行動力、異性に対してとと自分の外見を磨くことに働かないのはなんでかなあー?ちゃんちゃん。