世界で最もセクシーな男
2011年 08月 09日
10年前、奇特にも私に好意を寄せていたメキシコ人の男の子の言葉。当時彼にもルイスミゲルにも関心は無かったので断った。なんてもったいないことをした(笑)!
ルイス・ミゲル。またの名を「ラテンの帝王」。10年前私がメキシコに行った時には既に彼のブームは終わった後だった。老けたおっさんやなあとも思っていた。でも日本で買えるラテン歌手のCDは少なかったから、帰国後ルイス・ミー(とメキシコ人は彼を呼ぶ)のCDを買い、その魅力に取り付かれた。
知人の年配のメキシコ人女性は頬を染めながら言った。「ルイス・ミーは子供の頃からテレビに出ていたのよ。彼はバランスの良い顔してないし、歌のうまい子なんてたくさんいた。でも彼が他の人と異なることがあった。それは誰よりも気持ち良さそうに歌を歌うこと。彼の歌っている姿を見ると、誰もが彼の事が大好きになったのよ」と。
10年前にピークを過ぎたこの帝王、ずっと年上だと思っていた。が、WIKI見てびっくり!41歳?5つしか違わない!うそだー!更にルイス・ミーのホームページもあった。うわ〜しかも若返ってる!
メキシコで大ヒットを飛ばしたルイス・ミー。実はプエルトリコ人。このCDジャケットではメキシコ人の象徴のソンブレロ(パナマ帽)をかぶっている。メキシコ人の心をしっかりと掴んでるよ〜。しかもルイス・ミーの最大のチャームポイントである金色の瞳を半分隠している。「ルイス・ミーの魅力はCDを買って、曲の中でお楽しみくださいね」という意味だろう。人は隠されてると暴きたくなる。見たい!ルイス・ミー様の輝く瞳!もーっ商売うまい〜っ(悶。笑)!
メキシコ人戦略をしっかりしたのか、曲は今までと異なり、明るいバラード調の若者向けポップ。サイトhttp://luismigueloficial.com/main.htmlから流れる曲はMujer de fuego,「火の女」だって。ええ、もちろん買いましたとも(笑)!
今ルイス・ミゲルはラスベガズでコンサートツアーを行ってる最中。
人生の夢(目標)が一つ増えた。いつかルイス・ミー様のコンサートに行くぞ〜!
本件とは少し離れるがスペインのポップも久しぶりに聞いたのだけれど、明るい曲ばかり。日本ではバブルの頃は暗い曲も多かったけど、不景気になってから人々は明るい物を求めるから歌も明るい物ばかり。スペインも明るい曲ばかりで、「スペインの失業率の高さは深刻だと聞いたけれど、本当なんだな」と思った。