Queenに夢中!
2013年 02月 16日
ダレン・クリスがgleeシーズン4で、Queenの名曲”Don't Stop Me Now”を歌った。
テレビやコンビニ、レストラン....いつでもクイーンの歌は、近くにあった。でも当時はクイーンの魅力がよく分からなかった。今ならだいぶ理解できる。クイーン、すごすぎるっ!!
ここのところ、ずっと聞いて感動しているのが”It's Hard Life”。
フレディーがHIVに感染した後、おそらく死ぬ恐怖の中で歌った歌” I'm Going Slightly Mad”
私は兄の闘病生活3年間を見て来たから、一層そう思う。どうやったら、死を目の前にして、死の歌を歌えるのかと。でも、その答えも分かっている。
天から降りてくる”何か”をキャッチできる才能を持っていたから、歌えたのだ。
そして、歌が支えてくれたから、歌えたのだ。最後まで。
暗い記事で私も苦しいので、もっと若い頃の作品について。
これは楽しい!" I Want To Break Free"メンバー全員が遊んでいる感じ。ドンピシャ世代の友人曰く「自由になりたーい。初めて愛を知ったーって叫んでるし、裸になって牧神になってるから、この頃からゲイを疑ってた(笑)」とのこと。
このビデオの2:25頃に恋人のジム・ハットン(フレディそっくりのひげの男性)が映っている。フレディは、彼に恋をし、”It's Hard Life”を歌ったのだと思う。
フレディは、男性を愛している自分を発見した。好きな人が同性だから、同じになろうとした。彼の愛した恋人そっくりに。それ以後のフレディは、恋人と同じ、ひげに短髪。すごい愛の告白だ!
私はgleeを通してQueenを”再発見”したけど、きっと彼の世代の人みんなが思っている。「僕らの青春を輝かせる名曲と感動をありがとう」と。そしてそんな彼らは、音楽の力を知っている。今もgleeのファンでいたりして、音楽界を支えている。
gleeを好きな人に聞いてみると、クイーンを愛する人がけっこういたのもそんな理由。音楽ってすごいなあ、こんなにも力をもっている、と思うのだった。
Queen and Adam Lambert 2019 Oscar Opening Performance
や〜素人の私が聞いても70代になったというのにブライアンのギターは音が綺麗だよ。心に響く!!
Queen + Adam Lambert Now I'm Here Live in Tokyo 2014
クイーン+アダム・ランバート、第91回アカデミー賞授賞式をきっかけに再注目
”映画「ボヘミアンラプソディー」にちょこっとアダムが出演しているのを目ざといファンは見つけて」あったりまえ!目の周り化粧していたから私も気が付いた。ちょっとがっかりのかっこわるさだった笑!
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★最後のI still love you・・・少し下を向いてから微笑んでいるのはシナリオにない演出で、きっと「本当の彼に一番近い」と親友がコメントしていました。
なんかうれしかった。でもこの曲は聴くのが辛いです。
初期からのファンとしては、短髪&口ひげになった時、受け入れるのに時間がかかったけれど、それが実は、当時NYで流行っていたゲイのスタイルで、ひそかに本当の自己を主張していたのかも・・・と聞くとなんだか今になって「わかってなくてごめん」と言いたくなりました^^;
●今だったら「彼はゲイだ」ということはプライベートであり、仕事とはまったく関係ないですけどね。(gleeでカートを演じているクリス・コルファーは実際にゲイですし。gleeのスー先生は実際にレズビアンで、一緒に暮らしている女性は大学で教えているし。ゲイだ、レズビアンなんだと聞いても「へーそうなんだ」と思うだけです)
でも当時は大きな大きな出来事だったんですよね〜。本人にとっても、社会にとっても。特にエイズという得体の知れない病気があったから。
★彼やロック・ハドソンが亡くなった時は、凄く衝撃的な事件で、未知の病AIDSは本当に恐ろしかったけど、今では発症を抑える薬も開発されているし。フレディの恋人だったジムは恐らく彼によって感染したであろうHIVをフレディが亡くなるまでずっと隠していたという話は本当に愛を感じるんだよなぁ・・・(その彼も確か2~3年前に亡くなったはずですが)
「エロイカより愛をこめて」の作者青池保子さんもQueen 好きと思います。もっとも「エロイカ」よりも「イブの息子たち」の方が顕著に表れてますが・・・この当時、青池さんの漫画やQueen が好きなんて言ったら変人を通り越して変態扱いでしたよ・・・今は堂々とQueen が聴けるっていうのはある意味良い時代になったと思ってしまいます。うん。
●そうそう!青池保子「エロイカ」は完全に初期の「Queen Killer」の頃のフレディーな感じですよね〜〜!!(爆笑)フレディの恋人のジムは亡くなるまでの間にフレディーと過ごした時間について、本として残していますね。それも「愛する、偉大な人への愛情」だと思いました。