私は絵画教室をしているのだけど、毎回毎回、その日の主人公がいる。ノリノリでいい作品を作る子供だ。何かで自信を得て、そのことでプラスのスパイラルが3週間は続く様子を、間近でみることができる。
このクリスマスツリーの時も、非常にのりのりの子と、「絵を描く方が好き」という子がいた。毎回、違う子が自信を持ち、その日の主人公になるといいと思う。そして、自分もまた、このように成長してきて、教育者たちはそれぞれの成長をのばすために見守っていたのだな、と思うのだった。過去に自分がどれだけ多くの愛情に包まれていたのかは、その立場になてみないと実感は出来ないものだなあ、と思うのだった。