父の血圧が上がった。一時、58/36まで下がった血圧。医師から「このまま心臓が弱って命が尽きることがある。今がそのときかもしれない」と言われていたので、本当に良かった。医師たちも看護師さんたちもみんな本当に必死になって父を救おうとしてくれている。タバコを吸って肺疾患になったのは自業自得といえばそうだけど、助けていただいた命は大事にしないといけない。Team NAKAMAで守ってやるしかない。
手術着から浴衣になった。浴衣は数枚あるのだけれど、この日着ていたのは父が上京する58年前に母親が縫ってくれた浴衣だそうだ。当時の大学生は浴衣着て寝てたんだ。へ〜。58年前のものと思えないくらいしっかりとしている。既になくなっている親からの愛におとっつぁん守ってもらったんだなー。
心身の衰えはあるものの、意識がだいぶはっきりとしてきた。「音楽聞く?」と聞くと頷くのでyoutubeの石川さゆりとか桑田佳祐とかの動画を流すのだけど、youtubeって本当にありがたい。ネット万歳だな〜!
それにしても看護師さんや医師の仕事って尊い、と思う。大小はあっても、彼らは自分の夢を実現して医師や看護師になっているに違いない。私も今看護みたいなことをしているけれど、「100回生まれ変わっても私が看護師になりたいと思うことはないな。医師も責任重すぎる」と思うのだった。だから医師や看護師さんたちは本当にえらい〜!